アンティーク家具の洗面台!ウォッシュスタンドはこうして使おう

『ウォッシュスタンド』というのは、端的に言うと洗面台の事です。今の日本では『ウォッシュハンドスタンド』と言うのが正しいのです。この『ウォッシュスタンド』は、水周りの家具の様な気がしますが、実は寝室に置くべき物でした。寝室で顔を洗ったりなどをしたのです。それに、店舗什器といえばそっくりさんですよね。

元々は15世紀よりも前から存在し、3本以上からなる柱で支えられたボウルに水を張って使用しました。思い描くとすれば、歯医者などにある“プラントスタンド”を更に背を高くした感じでしょうか。洗顔や歯磨きに使われたわけですが、使わない時のボウルをどのように仕舞っておくかなどの使い勝手も考えられました。

仕事場などにおいては、一見カップボードなどにも見えるような物を置いていて、天板の部分の蓋を開いてみるとボウルがちゃんと設置されているというものがありました。『ウォッシュハンドスタンド』と言う物が出て来たのは、19世紀の頃でした。

天板部分や後のついたての様な部分(スプラッシュバック、ウォッシュボードなど)には、大理石が使われ水への耐久性もアップしました。後になると、その大理石の部分がガラスになったり、タイルを嵌めた物も作られたのです。そして、ついたての部分に鏡が取り付けられたという様に贅沢にも見えるものも出て来たのです。

『ウォッシュスタンド』を選ぶ時には、水周りで使用されるのであれば、天板が大理石の物が良いですね。水周りで使わないとしても、物を置いたりして様々に使えます。天板が大理石で出来ている物は、水周りで使っても大丈夫です。アンティーク調の飲食店などに置いても良いですね。

脚にはキャスターが付いている物が多い事から、女性でも楽々移動させることができるので便利です。天板部分は広いので、使い方はあなた次第ということになりますね。作業をする台としてや、水に濡れる可能性のある場合は日頃からきちんと手入れをしたり、扱い方も気を使う必要があります。

それでこそ、アンティークの家具を長持ちされることができるのです。水場で使う場合だと、どうしても濡れてしまったり湿気を帯びることになります。木製の本体ならば、水気や湿気に強くないので塗装がはがれてしまう可能性も高く、木が劣化してしまう事も考えられるのです。

もしも水が付いた事に気が付いたら、速やかに乾いた布で拭き取ってあげましょう。名前の通り、水周りで使うも良し。そして他の部屋で物置などに使うというのも良い。如何様にも使えるということですね。

多様な使い方のアンティーク家具!キャビネットとは

キャビネットというのは、種類が様々あります。古い時代に使われていた目的によって、デザインや大きさも違うのです。例えば、カクテルキャビネットと言ってウィスキーやブランデーなどの酒に関する物を置いておくキャビネット。そして、部屋の端などに置く為のコーナーキャビネット。

ベッドサイドキャビネットやコーナーキャビネットは、電話台として使用したり、花を飾る事もできます。背中部分が三角になっているので、ちょうど部屋の角に置くと良いですね。イギリスでは、キャビネットと言うと特別な感じに見られており、イギリス人にとっては大事な調度品であったのです。イギリスにはキャビネットを専門に作る職人もいたほどでした。

キャビネットというのは、その家に伝わる画であったり大事な物を収納する小さな部屋の事でした。東インド会社が登場したのが1600年。それから1660年には王政が再び復活しますが、陶磁器を集めて家に飾ることが人気となります。17世紀に入ってから徐々にガラスでできた製品が作られるようになっていきました。

しかし、当時のバッキンガム公爵が1663円頃にその製造を独占します。そのことが良かったのか、生産もバランスが取れてきて磁器などを飾っておくガラス戸の付いた戸棚も多く作られるようになったのです。これがキャビネットですね。このキャビネットを作る工程というのは難しいものです。

イギリスでは、今も家具を作る事を「キャビネット・メーキング」と言うのです。キャビネットは、前述の通りデザインやサイズも様々あります。なので、お気に入りの一つを見付けてみるといいですね。木の部分の手入れは、普段ならからぶきが良いです。他の家具と同様に、水拭きをすることが多いのであれば、ワックスも頻繁にかけてあげましょう。

ウォールナットやアホガニーなどの木材でできた物の場合は、ツヤは元からあるので、そういった点に関してはさほど気にしなくて良いでしょう。もしワックスをかけるのでしたら、わずかの量にします。ガラスの部分も磨かなくてはいけませんね。ガラスは普通のガラスクリーナーで磨くと良いでしょう。

しかし、気を付けたいのは化学薬品を使った場合に、木材に付いてしまう事です。クリーナーを布に取ってからガラスを磨きましょう。他の布で拭き取る事も忘れずに。取っ手の部分は掴んだりするので色が褪せてしまいますね。そんな時は家具補修材を使ってメンテナンスしてあげましょう。キャビネットには金具部分もあることと思います。

金具部分は乾いた布で拭いてあげるのが良いです。壊したりしない様に、作業には十分注意しましょう。

教会で使用!アンティーク家具のチャーチチェアについて

“チャーチ”というと、英語で「教会」という意味になりますね。そんな教会で使われていたのが、『チャーチチェア』なのです。主に礼拝堂に置かれており、背もたれには十字架が刻まれているものもあります。背中に物入れが付いているタイプの椅子もありますが、ここには聖書を収納していました。

座わる面に関しても木製なので硬そうなイメージがありますが、「座繰り」と言って、長い礼拝でも大丈夫なように作られています。19世紀半ばよりも前には、『チャーチチェア』は大半の教会などで利用されていました。しかし当時というのは教会も経済面が思わしくなく、椅子を直したり新品を買うなどと言う事はできなかったのです。

17世紀から19世紀までは、教会において主な通り道に置いてある椅子というのは使用するのに料金が発生しました。なので、必然的に裕福でない人は端の方で立ったまま礼拝等に参加していたのです。それでも、1870年代の後半には格差は消えていき、様々な人が椅子に座って礼拝に参加できるようになっていったのです。

礼拝堂に置かれる椅子も、その場のイメージに合うようにサイズやデザインが同じものになりました。これは経済面も考えての事でした。ニレやブナなどの木材が使われ、イギリスで作られた椅子が特に評判も良かったのです。1930年代頃では、椅子を作る職人も多数いました。

しかし、最近では礼拝自体をする人がとても減っているため、教会もまた経営困難に陥ってしまっているのです。そういう事があるので、閉めてしまう教会も増えていき、椅子が不要になり、アンティーク家具として売られているというわけなのです。さて、『チャーチチェア』を選ぶ時には、安定感があるかということが大事になります。

脚が安定していなければ、座る人を支えられないということがあるからですね。とは言え、アンティークの物なので、少しはグラグラする部分が出る事も否めません。それを修繕してから売られるわけですが、できるだけ直すことのできている物を見極められることも大事ですね。ご家庭の食卓用にしても良いですし、カフェに置いても素敵ですね。

普段は乾いた布で拭いてあげましょう。そして水拭きを良くするのであれば、ワックスも多くかけてあげると良いです。そうする事で、艶も出ますし、家具の塗りを保つこともできるのです。木材に関しても、潤いを与えてくれますし木材に必要な栄養も補ってくれます。塗装をぶつけた時などの傷や水分から保護してくれます。

伸縮自在のアンティーク家具!ドローリーフテーブルの使い方など

イギリスにおいて、アンティーク家具のテーブルで一番親しまれているのが、ドローリーフテーブルです。では、なぜ親しまれているのか?その理由は、天板部分が大きさを自在に変更できるところにあります。主な天板の下方にも、テーブルを拡げたい場合に使える予備の天板も付いているのです。

それを下から引き出すと、天板が広くなるのでテーブルを囲む人数が増えたり、テーブルに置く物が増えたりした場合でも対応ができるというわけですね。“リーフを引く”という意味で、ドローリーフテーブルという名が付いています。こういったタイプのテーブルには、中心が切り離されて、そこに天板を追加する物もあります。

とは言え、このドローリーフテーブルは伸び縮みする箇所もテーブルと一緒になっているので、追加用の板は妨げになるようなことはありません。このテーブルというのは、16世紀のイギリス・エリザベス女王の時代に元の形が生まれました。初めはサイズが大きく、食卓用として利用されていたのです。

生産は17世紀の中頃まで続いたのですが、ドローリーテーブルというのは作られなくなりました。それからは、自在に伸び縮みするという作り自体は他の製品に生かされました。それでも、20世紀になると復刻し、16世紀当時のままの作りのまま、新たな時代の家の広さなどに合わせて大きさが多少変更されたのです。

ドローリーテーブルにはデザインが2種類あります。4人が座れる4脚タイプと、2人利用の2脚のタイプです。4脚の物は部屋の真ん中に設置されることが多く、どっしりとした構えのデザインの物が多いです。また、2脚の物は隅に寄せたりして使われる事も多いです。色々な場所で使えると言う事ですね。

天板については、正方形や長方形の物があります。天板部分を広く使いたい場合は正方形の方が合っています。追加の天板は基の天板に重ねられて納められていますが、どなたでも拡げることができます。ドローリーフはワックスをかけてお手入れをしてあげましょう。テーブルなので、天板部分は重要ですね。

なので、塗装をいつまでも長持ちさせるためにも、ワックスをかけてあげるのです。普段は乾いた布で拭いてあげるのがベスト。しかし、テーブルに何かをこぼしてしまうこともあるでしょう。そんな時には水拭きが必要になります。この際にはきちんと絞って水気が残らない様にふいてあげるようにしましょう。

水拭きの頻度が高いのならば、その分ワックスも頻繁にかけてあげるようにすることが大事です。ワックスをかけるということは、艶を出すという意味合いもあります。しかし、それだけではなく水拭きによって生じかねない“塗装の剥げ”を抑えてくれる役割があるのです。この事を念頭に置いて、大事にドローリーフテーブルを扱っていきたいですね。

色々使えて便利!アンティーク家具のオケージョナルテーブルとは

皆さんは「オケージョナルテーブル」というのをご存知でしょうか。「オケージョナルテーブル」というのは、色んな場所で使用することができるテーブルです。“場合により”などの意味が「オケージョナル」にはあるのです。小さめのサイズなので、邪魔にならないことが利点です。

「オケージョナルテーブル」は、イギリスでも一般的であり良く使われている調度品になります。使いたい時に、サイドテーブルの様な役割をしてくれて、生活をする上でとても便利なテーブルと言えるでしょう。この「オケージョナルテーブル」は、18世紀になってから作られました。

家具デザイナーであった“トーマス・シェラトン”の著書の中にも、デザインが描かれていたり、言葉も登場しています。作りとしては、引き出しが隠されていたりなど、使い手を楽しませてくれる物も多くあります。また、定番のツイストやワインテーブルなど、使用目的によって様々な名前の種類の物があることも特徴です。

「オケージョナルテーブル」を選ぶ時には、何に使いたいのかを考えて購入するのも良いですね。英国のようにお茶の時間に寛ぎたいのなら、「ティータイムテーブル」を。そしてゆったりとワインを愉しみたい時には「ワインテーブル」を。様々な用途に向けて作られているのです。脚がきちんと安定した物を選ぶ事も心掛けたいですね。

また、使う際には使い方を限定しなくても利用者の考え方によって様々な物を置く事ができます。花瓶や置物を置いても良いですし、電話台として活用するのも手ですね。ベッドサイドに設置して、寝る前に読む本を置くのも一つではないでしょうか。

アンティーク家具も大事に扱っていきたいもの。それにはお手入れも欠かせませんね。一般的に、ワックスを使って「オケージョナルテーブル」を手入れします。テーブルですので、天板部分が大事になるのですが、その塗りが剥げてしまうのを防ぐのには、普段から頻繁にワックスをかけてあげましょう。

普段は乾いた布等で拭いてあげると良いです。もしも汚してしまった場合は、水分は家具にあまりよろしくないので、水拭きをするにしても布をしっかり絞って、拭いた後も水滴などが残っていないかと言う事を確認するようにしましょう。水拭きをする事が多いのであれば、ワックスも多くかけてあげましょう。

ワックスは、家具に艶をもたらしてくれますが、それだけではありません。家具になされている塗装を保護してくれる役割もある事を覚えておきましょう。アンティーク家具のテーブルというのは、水や熱に弱いので直接飲食物などを置くのは控えた方が良いですね。ただし、クロスを敷くとしてもビニール製だと内側が蒸れてしまい塗装に良くありません。

なので、クロスを敷く場合は布の物を敷くようにしましょう。「ファニチャークリーナー」と言う物もあるので、そういった物を用いるのも良いですね。